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2026年 7月 23日 夏やるべきこと(国立編)
「夏を制する者は受験を制する」
この言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
特に国立大学志望者にとって、夏休みは受験の天王山です。人によっては二次試験に数学があったり、理科社会が2科目ある人もいると思います。そんな受験科目数の多い国立大学志望者にとっては、夏の過ごし方がそのまま合否に直結すると言っても過言ではありません。
今回は、国立大学志望者が夏休みに絶対やるべきことを紹介します。
①まず勉強時間を確保!
国立か私立か関係なく、夏休みは勉強量を一気に増やす時期です。
学校がある普段の日は、授業等で思うように自分の勉強時間を確保できません。しかし、夏休みは自分で1日のスケジュールを組めるため、まとまった勉強時間を確保できる絶好のチャンスです。
目安としては、受験生なら1日10~12時間以上を目標にしましょう。
また、勉強時間だけを追い求めるのではなく、「今日は何を終わらせるのか」という目標を決めて取り組むことも重要です。僕自身は、1日の最初に今日やる参考書などを机に積み上げ、終わったらカバンにしまうというように1日のタスクを視覚化して勉強していいました。こうすることで集中が切れそうになっても「まだこんなに残ってる、」と感じ、頭のスイッチを入れなおすことができました。
夏休みに勉強する習慣を身につけられれば、秋以降の演習量も自然と増え、周りの受験生と大きな差をつけることができます。
② なるべく同じ生活リズムを続けよう
夏休みは自由な時間が増える一方で、生活リズムが乱れやすい時期でもあります。
「夜更かしをして昼過ぎに起きる」「勉強を始める時間が毎日バラバラ」といった生活が続くと、集中力や学習効率が下がってしまいます。
受験本番は朝から試験が始まります。そのため、夏休みのうちから早起きを意識し、毎日なるべく同じ時間に起きて、同じ時間に勉強を始める習慣を身につけましょう。
また、食事や休憩の時間もできるだけ一定にすると、生活リズムが整い、勉強にも集中しやすくなります。僕は8時に校舎に行き、13時に3,40分昼休憩、19時に20分休憩+仮眠、閉館まで勉強という生活を繰り返していました
受験勉強をルーティン化することで、最初は苦だったかもしれない夏休みの長時間勉強も次第に当たり前の生活になっていきます。逆に厳しいことを言うと、これができない人は受験本番の1月2月まで集中が持たないことが多いです。しっかりこの1か月乗り切りましょう。
③ 過去問をやりまくれ!
夏休みは、過去問に積極的に取り組む絶好のタイミングです。
「まだ実力が足りないから…」と後回しにする人もたまにいますが、過去問は合格点を取るためだけに解くものではありません。出題傾向や問題のレベル、自分に足りない力を知るための大切な教材です。
国立大学は大学ごとに問題の特徴が大きく異なります。記述量が多い大学、思考力を問う大学、標準問題を確実に解かせる大学など、それぞれ傾向が違うため、早い段階で志望校の問題に触れておくことが重要です。
また、解きっぱなしにするのではなく、「なぜ間違えたのか」「次に同じ問題が出たら解けるか」まで振り返ることが成績アップの鍵になります。
最初は思うように点数が取れなくても気にする必要はありません。過去問を解くたびに課題を見つけ、一つずつ克服していけば、本番までに大きく成長できます。
過去問は「実力を測るもの」ではなく、「実力を伸ばすもの」。 夏のうちから何度も挑戦し、志望校合格に必要な力を身につけていきましょう。
④ 新しい参考書に手を出せるラストチャンス!?
夏休みは、新しい参考書や問題集を始める最後のチャンスと言っても過言ではありません。
秋以降は過去問演習や実戦問題、共通テスト対策などに多くの時間を割くため、新しい教材を最初からやり込む余裕はほとんどなくなります。
もちろん、最後だから新しいのやんなきゃ!と焦って手を出す必要はありません。大切なのは、今の自分に本当に必要な一冊を選ぶことです。
ただし、新しい参考書を始めるなら「最後までやり切る覚悟」も必要です。中途半端に何冊も手を出すよりも、一冊を完璧に仕上げる方が、はるかに実力は伸びます。
夏は新しい参考書を始められる最後のタイミング。 必要な一冊を見極め、この夏で自分の武器にしていきましょう。
終わりに
夏休みは長いようで、終わってみるとあっという間です。
「今日は疲れたから明日やろう。」
その”明日”を繰り返しているうちに、気づけば夏は終わります。そして、夏にサボった時間は、秋や冬になっても簡単には取り戻せません。
国立大学を目指すなら、ライバルも同じように必死に勉強しています。あなたが休んでいる間にも、誰かは英単語を覚え、数学の問題を解き、過去問と向き合っています。
受験は、「やる気があった人」が勝つ世界ではありません。やる気がありかつ毎日やるべきことを積み重ねた人が勝つ世界です。
夏休みは、受験生全員に平等に与えられた時間です。しかし、その使い方は人それぞれ。来年の春に笑っているか、それとも「あの夏、もっと頑張ればよかった」と後悔するかは、今の自分の行動で決まります。
この夏は、自分に甘えない。
その覚悟を持って、一日一日を本気で積み重ねてください。夏が終わる頃には、きっと今よりも大きく成長した自分に出会えるはずです。
東進ハイスクール人形町校 担任助手 小林季生
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