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2025年 7月 13日 夏休みの社会科目勉強法
みなさんこんにちは!上智大学総合人間科学部心理学科3年の豊田涼平です。
酷暑が続いている中の期末考査お疲れ様です。
1学期が終了したことでこれから夏休みに入りますが、受験生の皆様は選択科目の勉強は進んでいますでしょうか?
今回のテーマは「夏休みの社会科目勉強法」となります!
本ブログを参考にぜひ自分の勉強法を見直すきっかけにしてください。
現役時代、私は日本史を選択していました。
私立文系にとって日本史は難関大にとって鬼門となります。そのため、夏休みにより深い知識を身につけ、過去問を効率よく取り組んでいただきたいと考えております。
当時の私は夏休み時点で日本史が40点ほどでした。
漢字の羅列や年号、流れを覚えることが非常に苦手で、過去問演習では英語や国語と比べてもとても良い成績とは言えるものではありませんでした。
そこで私は下記の学習サイクルを実践し、3日間で40点程度のばし、直前期には90~100点ほどの成績まで向上することができましたので共有いたします。
①テキストを視覚、聴覚、触覚で叩き込む
②大問別演習で合格点を継続して出せるまで①との反復を行う
③高レベルの参考書を解き、解像度を高める
④一問一答を使い、用語の漏れ防止や記憶の定着を図る
このような①〜④のサイクルを短期間で回すことによって学力向上に直結したと感じております。
それぞれ言及いたします。
①テキストを視覚、聴覚、触覚で叩き込む
これは主に東進の講座である「スタンダード日本史」を用いて行いました。人間は五感を有しています。それらをできる限り活用することによって効率的な記憶の定着につながったと自負しております。
視覚:テキストを読み込む
聴覚:何度も読み上げ反復する
触覚:上記の行動を白紙にひたすら書き込みながら行う(丁寧に書き込むことはしませんでした)
②大問別演習で合格点を継続して出せるまで①との反復を行う
過去問演習講座を取得している皆さんは「大問別演習」の存在をご存知ですか?共通テストの大問は時代やテーマによって分かれています。その特性を活かし、自身が①で覚えた範囲をひたすらアウトプットすることに注力いたしました。また、アウトプットは最大のインプットでもあります。間違えたところを理解し①との反復を行うことによって強固な知識へと繋がります。
③高レベルの参考書を解き、解像度を高める
主にZ会が出版している「実力をつける日本史100題」を解いていました。共通テストはマークシート型なのに対し、この参考書は記述問題も載っているので、知識を言語化するトレーニングとして利用しました。その際に言語化できなかった箇所は再びインプットし直しました。
④一問一答を使い、用語の漏れ防止や記憶の定着を図る
主に東進が出版している一問一答を利用しました。どうしても最初は一問一答を使う意図を理解できない方が多い印象ですが、間違った使い方をすると逆効果です。一問一答は知識を最初にインプットするものではなく、インプットした知識が抜けていないかを確認するものです。私は1日の終わりや翌日にこの参考書を使っていました。
いかがでしたでしょうか。あくまで私の学習法なので、参考にし自身で学習法を模索してみてください。
社会科目は夏を過ぎてしまうとなかなか対策する時間がありません。難関大になればなるほど知識の幅や深さが桁違いとなり、秋冬の焦りへとつながってしまいます。莫大な時間が確保できる夏休みでぜひ徹底的に対策しましょう!
東進ハイスクール人形町校担任助手 豊田涼平
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