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2025年 9月 13日 記述模試の意義
こんにちは!東京大学文科Ⅱ類の小林季生です。
秋風が気持ちいい季節になってきたと思いますが、受験生にとっては記述模試が増える季節でもあると思います。
また記述模試かよ~って感じる人も多いと思いますが、この秋模試は受験においてすごく重要な意味を持ちます!簡単にいうとラスボス前のガチ特訓みたいなものです!!今回は記述模試の意義と、その結果を活かすための復習方法について紹介します。
記述模試はマーク模試と異なり論理的な思考力や表現力を問う問題が中心となります。これは国公立の二次や私大の受験問題と合致しているため、本番を想定した実践的な練習の場となります。
1.夏休みの成果が一発でわかる
受験生の皆さんはきっとこの夏休み今までにないくらい勉強しただろうと思います。そんな凄まじい努力の成果が「良く」も「悪く」も一目で表れるのが記述模試です。良かった人は約1ケ月間の自分の努力の方向性が間違ってなかったということなので、油断せずこのまま頑張って欲しいです。逆に思うような結果が出なかった人にとってはこの秋が自分の勉強法を見直すラストチャンスです。復習方法を変えてみるなり担任助手に相談してみるなりいろいろやってみましょう!!
2.学力の「穴」を正確に把握できる
記述模試では、曖昧な知識やうろ覚えの理解では解答することができません。「何となくこんな感じかなー」では簡単に点は取れません。実際に解答を書こうとすると「あれ、意外とすらすら手が動かない、、」って感じることがあると思います。解答を自力で導き出し、論理的に記述する過程で、自分自身の知識の定着度や理解度が不足している分野が明確になります。
3.自己採点をしてみよう
記述模試の自己採点はマーク模試のそれとは別物です。当然受験本番に自分がどれだけ解けて、「○○点くらい取れたかも~」といった予想を立てるのにも有効です。しかし自己採点の一番のメリットは自分が採点者側の気持ちになることです。自分で解いてるときには上出来だと思っていた答案も、採点者の目線ではぐちゃぐちゃな論理関係だったり、「さっきも同じこと書いてた、、」といった自分の解答の雑さが見えてくるようになります。採点者目線での思考を育て、実際に自分が解いてるときにもその思考を頭の片隅に置いておくことで、よりよい答案を自力で作成できるようになります。
最後に!
秋の記述模試は自分自身の努力が報われるための大事なステップです!!結果に一喜一憂するのもいいですが、一番大事なのはそこから何を学び、次へとどう繋げるかを考えること!模試をうまく活用することで合格をグッと近づけられます。ここからも勉強頑張ってください!!
人形町校担任助手 小林季生
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